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まずマザーボードP5K PROのBIOSを0904から1002に更新し、「PC ProbeII」も最新版のV10449版に更新したが、相変わらずCPUの温度表示は高い、「PC ProbeII」での温度表示はBIOSとほぼ同じ。

温度にはTjunctionとTcaseがあり前者はダイが載るPCBとダイとの接合部における温度、通常TCaseよりも高温で測定ソフトはCoreTemp/TAT/EVEREST Ultimate/SpeedFan等、後者はCPUが受用可能な外部(表面)温度を表していて測定ソフトはBIOS/MB付属ツール等、Intel CPUでは、TcaseMaxをH/Wから取得できない様で、インテルのデータシートによるとE8000シリーズのTcaseMaxは72℃との事を某氏より教わった。

エンコードを掛けると85℃以上になるののでは、直ぐにCPUが逝ってしまうのでは無いか?もしかしたらその他のパーツ迄悪影響を及ぼすのでは無いかと思い、実測する意味で温度計を購入し、ヒートシンクの側面に付属のシールで固定して計測したらPC Probeの温度表示と大きく違うことが解かった。実測と言ってもTcaseよりも数度低く表示されるだろうがこうも違うとこれはマザボードの不具合かもしれない。

「PC ProbeII」と温度表示ソフトでwebで評判の「HWMonitor」とを比較すると、ほぼ同じ数値で「core」での数値は更に高い、これはTjunctionとTCaseを取得しているのだろうか?

高負荷時にそれほど温度計で上がっていないのが気になるので温度計の誤差は少しは大きいかもしれないが、今回は奇遇ながら主要パーツをビックカメラで購入したのでサポートを期待する。

計測室温通常高負荷
PC Probe-59℃98℃
温度計38.5℃41.6℃44.8℃