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小さなクラブでベックを取り囲むようなまるでホームパテーィの雰囲気での驚くべき映像となっている。先日の日本公演では遙か彼方で、大きなモニターでさえ見づらかったのとは雲泥の差だ。

ベックの表情も豊かで、タル・ウィルケンフィルドといたずらっぽい微笑みの応酬もほほえましい、お互い尊敬し合っている様子が伝わってきた。

コンサートでは気がつかなかったがドラムのヴィニー・カリウタはザッパ出身だ、どうりで卓越しているわけだ、こんな素晴らしい仲間の中で伸び伸びとギターを弾きまくっているベックの動画はお宝となるだろう。

17曲目j.Lennonの「A Day in the Life」が終わると一旦引き上げアンコールではEric Claptonが登場、二人が抱擁する場面では思わず鳥肌が立った、ブルースを二曲、ゲストボーカルを再度迎えてCREMでもお馴染みのブルース「Rollin' AND Tumblim'」で盛り上がりメンバーが退いたあと一人でギターソロを弾いて終わった。

ボーナストラックは「Rockabilly set」と言う事で1950年代の雰囲気でロカビリーギタリストDARREL HIGHAM率いるBig Town Playboysとのセッションで7曲入っていた。

また他にインタビューがありベックが30分以上もインタビューに答えている、英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、オランダ語、ポルトガル語の字幕はあるものの日本語が無いので何を言っているのかが解らない、メンバー一人一人についても語っているので実に残念。

Jeff Beck (g)
Tal Wilkenfeld (b)
Vinnie Colaiuta (dr)
Jason Rebello (key)

01) Beck's Bolero
02) Eternity's Breath
03) Stratus
04) Cause We've Ended As Lovers
05) Behind The Veil
06) You Never Know
07) Nadia
08) Blast From The East
09) Led Boots
10) Angel (Footsteps)
11) People Get Ready - with JOSS STONE
12) Scatterbrain
13) Goodbye Pork Pie Hat / Brush With The Blues
14) Space Boogie
15) Blanket - with IMOGEN HEAP
16) Big Block
17) A Day In The Life
18) Little Brown Bird - with ERIC CLAPTON
19) You Need Love - with ERIC CLAPTON
20) Rollin' And Tumblin' - with IMOGEN HEAP
21) Where Were You