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監督: ロン・ハワード
トム・ハンクス/ロバート・ラングドン
アイェレット・ゾラー/ヴィットリア・ヴェトラ
ユアン・マクレガー/カメルレンゴ
ステラン・スカルスガルド/リヒター隊長
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ/オリヴェッティ刑事
ニコライ・リー・コス/暗殺者
アーミン・ミューラー=スタール/シュトラウス枢機卿

本を読んだので見たいと三男坊が言うのでスーパの金券ショップで前売り券を買ってきたのに、夜八時以降のレイトショーでの入場料の方が安かったのにはがっくり(泣)三男坊と映画を見るのは小学生時代のコナン以来か。

ロン・ハワード監督と言えば名作1995年「アポロ13」を思い出すがこれもトム・ハンクス主演だった、原作・監督・主演が前作「ダ・ヴィンチ・コード」と同じと言うが、宗教象徴学者が古い資料を基に謎解きをする以外は内容は全く別物。

一時間以内に犯行場所を推理し殺人を防ぐと言うタイムリミット感覚でスピーディな展開や、ヴァチカン市国の内部犯行を示唆してからの犯人捜しも伏線が色々ちりばめられていて、最後にあっと驚く展開もあり非常に面白かった。

バチカン市国はイタリア・ローマにある世界最小の国家でキリスト教の総本山と言う以外は何の前知識も無いまま映画を見たが、驚異的なカメラアングルがあったり、礼拝堂の天井絵や有名な彫刻が次々と画面に現れ、絵的にも十分楽しめた。

残念なのはヒロインの女優が好みでは無かった事か、本を読んでから見た「ダ・ヴィンチ・コード」は省かれた事が多くがっかりしたが、やはり映画が先で本は後の方が楽しめると再確認した。映像の印象が残っている内に読破しよう。