使用機器 「IO DATA RECBOX HVL-AV500」「HDD WD20EARX 2TB」

IO DATA RECBOX HVL-AV500 WD20EARX 2TB

1.RECBOXからHDDを取り出す。
2.EaseUS Disk Copy 2.3.1 Full Versionにて丸ごとコピー。
3.UbuntuにてHDDの領域拡大。
4.RECBOXへHDDを組み込む。
5.MagicalFinderにてシステム初期化。

1.RECBOXからHDDを取り出す。

recbox01.jpg
隠しネジなど無く簡単に分解が可能、ケースのネジ三本、HDD冷却版のネジ三本、HDDの取付ネジ四本を外す。

2.EaseUS Disk Copy 2.3.1 Full Versionにて丸ごとコピー

HDDのブート領域も含め丸ごとコピーを行う、EASEUS Todo Backupのサイトから、EaseUS Disk Copy 2.3.1 Full VersionをダウンロードしブートCDを作成しCD起動。

作業手順は簡単、ここのサイトEASEUS Disk Copy でDynabook のHDD を換装するを参考にさせて頂いた。500GBのHDDを丸ごとコピーするのに約5時間。

ここで、一旦RECBOXに組み込み、容量は500GBのままだが正常に稼働するかを確かめた、最初にEASEUS Todo Backup 3.0 Full Versionと言うソフトで「clone disk」モードでコピーしたのをRECBOXに組み込んだら、正常に動作しなかった、手順を間違えたのかもしれないが、このソフトはwindowsから起動するのに対して、EaseUS Disk Copyはブートディスクなので安定しているのかもしれない。

3.UbuntuにてHDDの領域拡大。

HDDの領域が500GBのままなので、これを2TBに領域拡大する。RECBOXのシステムがLinuxを採用しているので、少しは馴染みのある Ubuntu9.10の Live CD(日本語RemixCD)から Ubuntu を起動。

アプリケーション→アクセサリ→端末を起動
$ sudo gparted

GParted.png
/dev/sdb1 ext3 boot
/dev/sdb2 !
/dev/sdb3 linux-swap
/dev/sdb4 extended 拡張パーティション
/dev/sdb5 !
/dev/sdb6 xfs 保存領域

この領域の内「sdb4」は拡張パーティシヨンなので、これと実態の「sdb6」の二つを変更する必要がある、「sdb4」はマウスでクリックして選択した後、右クリックで「リサイズ/移動」にてガイドをドラッグすれば簡単に領域が増えたが、「sdb6」はドラッグが出来ず領域拡大が出来なかった。

デフォルトでは「gparted」でファイルシステムのxfsは変更できない様なので、「xfsprogs」と言うソフトをインストールする、Webに繋がる事を確認した上で、以下のコマンドを打ち込む。

アプリケーション→アクセサリ→端末を起動
$ sudo apt-get install gparted xfsprogs

これで「sdb6」もドラッグにて領域拡大が出来た。最後に編集 → 全ての操作を適用 をクリックして数分で完了。

4.RECBOXへHDDを組み込む。

電源を入れると緑点灯から数待つと、青に変わりブザーが鳴るが無視する。

5.MagicalFinderにてシステム初期化

recbox01.png
詳細設定→システム初期化でデフォルトのまま「内臓HDDの完全消去を行なうはチェックせず」でこれも数分で、リブートが掛かり、無事2TBを認識出来た。

recbox02.png