MINI COOPER

1994年、BMWがローバーを傘下に収め、生産を始めとするミニに関する全ての権利を有したことで開発がスタートし、2001年に発表された、MINI COOPER がずっと気になっていた、「2003年 ミニミニ大作戦」マーク・ウォールバーグ主演の映画もよく見たもんだ。3ドアハッチバック全長 3,625mm 全幅 1,690mm 全高 1,425mm イギリスのブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)時代のミニより二回りほど大きくなったが、それでも3ドアの車内は狭い、後部座席は荷物置きみたいなもんだし、内装も丸を基調としたインパネはおもちゃみたいで好みでは無かった。

2013年に三代目3ドアハッチバックF56が発表となった、全長 3,821mm 全幅 1,727mm 全高 1,415mmこれでようやく後部座席も座る事が出来るがそれでも狭い、窓枠の無いドアは実に格好良い、最強エンジンを搭載しチューアップされたjohn cooper worksは惚れ惚れする。

夫婦二人だけなら問題ないが、たまには孫や爺婆を乗せるとなるとやはり選択肢は5ドアハッチバックF55にたどり着く。全長 4,015mm 全幅 1,725mm 全高 1,445mm 全長が約200mm伸びているが、スタイリングには遜色ない、後部座席も十分機能している、後部ドアが短いので乗り降りは楽ではないかもしれない。

F55シリーズには「ONE」「COOPER」「COOPER S」「COOPER D」「COOPER SD」がある、後者2タイプがディーゼルエンジンでその他はガソリンエンジン、全てAT車となる。サイズは全て同じだが積載しているエンジンが1,200cc・1,500cc・2,000ccのターボエンジンの違いがある。

いまさらブンブン走り回るわけでは無いので「COOPER」の1,500ccで十分かと思いきや、LEDヘッドライトやカーナビ等の装備等をオプション付けすると「COOPER S」の値段に近くなってしまう、外観は「COOPER S」の方が格好良いので必然的に「COOPER S」を選択する事になってしまいそうだ。

最近のディーゼルエンジンは昔と違って、五月蠅くなく振動も少なく、トルクは大きいので、町乗り高速道路乗りではお薦めらしい、値段は20万円高額になるが、従量税・取得税が免税になるので差額は5万円ほど、燃費が良くて軽油はハイオクより安いのでトータルコストは安くなる。

昨日「COOPER S」と「COOPER SD」を試乗してきたが、ディーゼルエンジンは外で聞くエンジン音は多少五月蠅いが、運転していて違和感は無い、どちらもぐいぐい引っ張れる、それもそのはずで前者は最高出力192ps/5,000 rpm 最大トルク280Nm/4,600rpm 後者は170ps/4,000 rpm 360Nm/2,750rpmもあるのだから。