Chromium OS

ASUS Store Akasaka

201909261

赤坂見附のビックカメラを覗いてみたら、ChromeBookの展示は無かったが、駅から数分、外堀通りに面したASUSのショールーム・販売店・修理受付の「ASUS Store Akasaka」へ足を運んだ。

201909262

1階の店内は決して大きくは無いが、スマートフォン・タブレット・ノートパソコン・ゲームノートパソコンとAUAS商品が並んでいた中で、ChromeBookの実機7台展示されていて、色々質問に答えて頂いた。

Chromebook Tablet CT100PA (CT100PA-AW0010) 44,800円(税別)
Chromebook C204MA (C204MA-BU0030) 42,800円(税別)
Chromebook Flip C214MA(C214MA-BW0028) 58,800円(税別)
Chromebook Flip C302CA(C302CA-F6Y30・シルバー) 46,111円(税別)
Chromebook Flip C434TA(C434TA-AI0095) 79,800円(税別)
Chromebook C423NA(C423NA-EB0039) 42,800円(税別)
Chromebook C223NA (C223NA-GJ0018) 35,000円(税別)

C214MA-BW0028は、最新機種でタッチペンが収納されるタイプ、このタッチペンは筆圧に応じて太さが変化するのは、絵心は;無いが面白い、タッチスクリーン対応の機種なら全て使用できるのかと思っていたが、ペン対応のディスプレイで無ければ使用できないとの事、後から追加できない機能なのでペン付き機種は必要か検討の余地有り。しかしお客さん情報で「Noris digital for ChromeBook」と言う、鉛筆デザインのタッチペンならタッチスリーンで使用できると話を聞いたが、Webを探せどやはりEMR方式に対応したディスプレイでないと駄目な様だ。

C223NA-GJ0018は、価格が安いので一番売れているとの事だが、非力、小容量だけでなく液晶の発色がいまいちなので欄外。

C302CA-F6Y30は、自動更新ポリシー期限が3年と短く、USB-Aga無くLunix未対応だが、高性能・容量大・軽量で低価格は魅力が大きい、しかしGoogleの方針として期限切れは使用可能だが、手動更新も出来ないので、セキュリティに問題があるので使い続けるのはお勧めしないとの事、期限切れ後に64GBの容量があるのでLunixをインストールは可能かは、メーカー未対応なので微妙。

C434TA-AI0095は、予想通り実機を見たら、挟額デザイン・アルミ筐体の質の高さは絶品、高性能・容量大・綺麗な液晶・USB-A・Linuxβ版対応で、自動更新ポリシー期限が4年とまぁ長いし、期限切れ後も使用できそうだが価格は高い。

米国Amazonのスペックは8GB+64GBでUSキーボードだが、国内盤の8GB+32GBより高スペックなのに価格は七掛けと安い、しかし実機を操作すると、日本語キーボードのスペースキーの両側にある、かな(全角)と英数(半角)を切り替えるのは秀逸で、USキーボードの「Ctrl+スペース」のトルグ切替より遙かに便利なので悩む。

展示品では無くUSキーボードのC101PAを奥から出してくれた、1kgを切る軽量小型で液晶は綺麗で価格もお手頃だが、C434TAを見てしまうと、モバイルするわけでは無いので圏外か。

ChromeBook 考察

ChromeBookは、Chromeブラウザのみが動作するノートPCと言う事で、2011年に発売され日本ではあまり人気が無いのではと思う、LinuxベースのOSなので低価格・低スペックでも快適に動作するのだが、Chromeブラウザのみが動作するって言うのが今一ピンとこなかった、しかしGoogleのAndroidアプリがインストール出来ると聞いて俄然興味が沸いてきた。

オープンソース開発バージョンのChromium OSを幾つかインストールしたり、Ubuntuをインストールしたがピンとこない、今現在Windowsアプリは母艦で良くて、居間にあるノートパソコンは結局Chromeブラウザがメインでやはりメーカーとして動作確認が取れている、ChromeBook が欲しくなった。

ASUS Chromebook Flip C302CA-F6Y30
ASUSの評判が良いので、新品未使用のASUS Chromebook Flip C302CAをメルカリで安くポチったが、先方が梱包時に液晶を割ったと言う事でキャンセルされた、しかしよく調べてみるとASUSの初期不良は散見しているので、新品が良いかと考え直した。C302CAは高スペック機種で評判は高いが、USB Type-Aが無いのと、自動更新ポリシーの有効期限が3年しか無い、元々6年程なので半分しか残っていない、高スペック機種なら、ある程度使い続けられるかもしれないし、その頃にはChromium OSももっと洗練されたのが出ているかもしれない、64GBのストレージがあるのでUbuntuもインスト可能、オンラインストアでアウトレット価格となっていてはや二ヶ月だがまだ在庫があるので、やはりこの機種は狙い目。

ASUS Chromebook Flip C101PA-FS003
ChromeBookと言えば、軽量・コンパクト・低価格・低スペックだがゲームをしないのであれば十分と評判の、C100PAの後継機種C101PA持ち歩くにはもってこいだ、一時7incWindows機のGPD Pocketが欲しくなったことを考えると、価格も安いし自動更新ポリシーも4年もあるので初めてのChromeBookとすればお勧めかもしれない。

容量の少ない16GBの国内盤C101PA-OP1はeMMC 16GBと少ないが、37,800円と安く見つけることが出来る、米国Amazonで注文すれば、保証も付き更に安くなるし、eMMC 32GBも、多少の増額で選択できる、しかしUSキーボードは「Ctrl + スペース」で日本語入力の切替になるが、日本語キーボードはMackBookの様に、スペースキーの両側にある、かな(全角)と英数(半角)を切り替えるのは便利だ、USキーボードは「Ctrl + スペース」のトルグ切替になるが、日本語キーボードは、いつでも直接切替になるので便利なので、日本語キーボード必須かと思ってるので、容量の少ない16GBの国内盤まずはこれを購入してみようか。

ASUS Chromebook Flip C434TA-AI0084A
C302CAの後継機種C434TAは、CPUも順当に進化して、狭額ゼベルはスタイリッシュ、ASUSストアには8GBもあるし、自動更新ポリシーも5年もある、しかし筐体が大きくなり重量も増して、ChromeBookとは思えない高額商品、高額モデルだが内蔵メモリーは32GBと少ないので自動更新ポリシーが切れた後には文鎮化してしまうのかもしれないが、実機を見れば欲しくなってしまうかもしれない。

ASUS Chromebook Flip C214MA-BU0029
C214Mはスタイラスペンが収納できるグレア液晶の高額モデルもあるが、比較対象候補はノングレアのスタイラス無しモデル、Windows機でスタイラス収納モデルも購入したが、結局使った試しが無い、メモを気軽に取れるのは良さそうだが....

Celeron® N4000はスペックは高く、自動更新ポリシーも6年もあるが、C302CAとほぼ同等のサイズ・重量で、MIL準拠の堅牢設計を採用した教育機関向けのこの機種は、その分高額になっているので、自動更新ポリシー3年分がこの価格差となると悩むなぁ。

ASUS Chromebook Flip C302CA-F6Y30ASUS Chromebook Flip C101PA-FS0031ASUS Chromebook Flip C434TA-AI0084ASUS Chromebook Flip C214MA-BU0029
CPUインテル® Core™ m3-6Y30 プロセッサーOP1 Hexa-core(Dual A72, Quad A53)インテル® Core™ m3-8100Y プロセッサーインテル® Celeron® N4000
メインメモリ4 GB LPDDR3 1,866MHz4 GB LPDDR3 1,866MHz8 GB LPDDR3 1,866MHz4 GB LPDDR4 2400MHz
液晶12.5インチ   LEDバックライト10.1インチ   LEDバックライト14.0インチ LEDバックライト 11.6インチ   LEDバックライト 
解像度FHD (1,920x1,080)  グレア 10点マルチタッチ    WXGA (1,280x800)  グレア 10点マルチタッチ   FHD (1,920x1,080) グレア 10点マルチタッチ     WXGA (1,366x768)  ノングレア 10点マルチタッチ     
ストレージ機能eMMC 64GBeMMC 32GBeMMC 32GBeMMC 32GB
Webカメラ92 万画素Webカメラ92 万画素Webカメラ92 万画素Webカメラアウトカメラ503 万画素、インカメラ92 万画素
無線LANIEEE 802.11a/b/g/n/ac IEEE 802.11a/b/g/n/ac IEEE 802.11a/b/g/n/ac IEEE 802.11a/b/g/n/ac 
BluetoothBluetooth 4.0Bluetooth 4.0Bluetooth 4.0Bluetooth 4.0
USB Type-CUSB 3.1 (Type-C) x 2  USB 3.1 (Type-C/Gen1) x 2 USB 3.1 (Type-C/Gen1) x 1USB 3.1 (Type-C/Gen1) x 2 
USB Type-A-USB 2.0 x 1USB 3.0 x 1USB 3.0 x 1
マイク・ヘッドフォンマイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 
microSDmicroSDカードスロット x 1microSDカードスロット x 1microSDカードスロット x 1microSDカードスロット x 1
スピーカーステレオスピーカー内蔵、デジタルアレイマイク内蔵ステレオスピーカー内蔵、デジタルアレイマイク内蔵ステレオスピーカー内蔵、デジタルアレイマイク内蔵ステレオスピーカー内蔵、デジタルアレイマイク内蔵
バッテリー駆動時間約10.2時間約9時間約10時間約12時間
バッテリー充電時間約2.6時間約2.6時間約4時間約4時間
サイズ幅304.4 mm×奥行き210.2 mm×高さ13.7 mm幅262.8 mm×奥行き182.4 mm×高さ15.6 mm幅320.9 mm×奥行き202.3 mm×高さ15.7 mm幅299 mm×奥行き199 mm×高さ19.5 ~20.1 mm
質量約1.2 kg約0.9 kg約1.45 kg約1.2 kg
自動更新ポリシー2022年11月2023年8月2024年6月2025年6月
Google Octane22,8258,00630,74215,329
価格49,800円 US版 $ 429.99+$13.3550,500円 US版 $ 317.52+$11.2891,600円 US版 $ 559.99+$29.8152,700円 US版 $3499+$13.25

Chrome OS と Chromium OS と Chromebook

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Google Chrome OSは、Googleが設計したLinuxカーネルをベースにしたOSで、そのオープンソース開発バージョンが、Chromium OS、前者はGooglePlayが同梱されて、Androidアプリが動くとの事、大手IT企業が開発に協力して、Chromebookが販売されているが、あまり盛り上がっていないように思える。

後者で、Androidアプリが動作すると言われている、中国産の「Fyde OS」が唯一オープンソースだが、「FydeOS_PC_v7.1-stable」をDLしてUSBメモリーにブートディスクを作成し、HP社のEliteBook Folio 1020 G1で起動してみたが、Linuxが解凍完了し、カーネルがブートすると表示されてまま固まってしまった。Chromebook Pixel 2013用・Microsoft Surface Pro 3用・Microsoft Surface Go用・GPD Pocket 2用と用意されていたが、幾つか試して見たが起動しないままだった。

試しにlenovo社のThinkPad Helix 36971G2で行うと、あっさり起動したので、言語、キーボードを日本語に変更迄は成功したが、メールアドレスを登録し、電話を日本を選択して登録するところで、メッセージが送れないとエラー表示されて先へ進めない。下記のサイトのコメント欄に同様の事を書いている方がおられるので、何か日本に対して規制をしているのかもしれない。

■唯一GooglePlayに対応したChromium OS「Fyde OS」をUSBメモリから起動する方法

Chromebookで気になるのは、高性能モデルの2017年「ASUS Chromebook C302CA」だが、今現在後継機種が出ていないのが気に掛かる、人気が無いのだろうか?全てのアプリケーションが動くわけでは無いだろうが、Androidアプリが動くと言うのは大きな魅力と思える。
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