●サッカー

グループリーグC組 アルゼンチン Vs コートジボワール (ハンブルク)

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死のグループC組の一戦目はアルゼンチンとアフリカ予選で、エジプトとカメルーンを蹴散らしてきたW杯初出場のコートジボアール、一昨年チェルシー(イングランド)に2400万ポンドの高額移籍金で加入したFWディディエ・ドログバを初めとして、豊富なタレントを要する、台風の目となるか。

3分にドログバが最初にシュートを放つ、エクアドルペースと思いきや、24分に気弱そうな視線ながら、ファン・ロマン・リケルメが上げたクロスをクリアし損ねて、なんとクレスポの目の前に落ち、それを叩き込んで先取点を上げた。

38分にはまたもやリケルメから絶妙なスルーパスが嗅覚最高のハビエル・サビオラが押し込む最高の展開。

その後は、両FWを交代させ守りに入るアルゼンチン、ボールはエクアドルが多く持ち。身体能力を活かした見事な攻撃をするが、堅い守りを打ち破れないまま時間が過ぎていく。ドログバは執拗なマークに何度も倒され苛立ちが見える。

しかし82分に細かいパスを見事に繋いで、とうとうドルグバがボレー気味にネットを揺らした、ゴールに入ったボールを奪い取り、急いでセットし勢いはエクアドルに流れた様に見えたが、流石に強国は動じなかった。

2006年ドイツワールドカップ グループリーグ・オッズ( ウィリアム・ヒル社 )は、「2.10:8.00」だが、それほど点差はつかないまま、2:1で終了、実に見応えのあるゲームだった。

グループリーグB組 イングランド Vs パラグアイ (フランクフルト)

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試合結果 イングランド 1:0 パラグアイ
得点 4. カルロス・ガマラ (3' オウンゴール)

優勝候補のイングランドと対戦するのは、南米予選でブラジル、アルゼンチン、コスタリカに次いで四位で出場権を得たパラグアイ、得点もするキーパーのチラベルトが引退した後にチームは攻撃的な布陣で挑む。

しかし、開始3分ベッカムのクロスをカルロス・ガマラがバックヘッドでオウンゴールしてしまった、競って飛び上がったがジャンプ力が足らなかったのか、ベッカムのクロスが意外と延びたのか、ほんのわずかにかすっている、しかし触っていなくてもゴールしたかもしれない。

そして、8分にはチラベルトの後継者、天賦の才能に恵まれたゴールキーパーのフスト・ビジャールがゴール前から飛び出した際に負傷し、筋肉に重傷を負った様で、今W杯は絶望との事。

その後は豊富なタレントを要するイングランドが果敢に攻めるが、堅い守にに攻めあぐねてしまう、決定的なチャンスを逃してしまう様を見ていると、調子の悪さが目立った。

2006年ドイツワールドカップ グループリーグ・オッズ( ウィリアム・ヒル社 )は、「1.61:8.00」程の点差が付かないまま1:0で終了。

グループリーグA組 ドイツ Vs コスタリカ (ミュンヘン)

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試合結果 ドイツ 4:2 コスタリカ
得点 16. フィリップ・ラーム (6')、9. パウロ・ワンチョペ (12')、11. ミロスラフ・クローゼ (17')
11. ミロスラフ・クローゼ (61')、9. パウロ・ワンチョペ (73')、8. トルステン・フリンクス (87')

いよいよ開幕戦が始まった、開催国ドイツが開幕戦を行う、迎え撃つのは中南米予選で、米国、メキシコに次いで三位で出場権を得たコスタリカ。

開始6分ドイツの中では170cmと小柄な、左サイドバックのフィリップ・ラームが、バックラインからスルスルっと、駆け上がりフリーでボールを受け、コスタリカのディヘンダーが足を滑らした隙を見計らって、中央に切れ込み、豪快なミドルシュートがネットを揺らした。

地元の歓声を一身に受け、テストマッチの日本戦の不甲斐なさを払拭させ、優勝を予感させる見事なシュートだったが、その6分後にパウロ・ワンチョペに同点とされ、守りに不安がよぎる、その後ミロスラフ・クローゼが勝ち越しと、後半にも得点するが、またしてもワンチョペに失点、トルステン・フリンクスのこれまた豪快なシュートで4:2と勝ち越したが、2006年ドイツワールドカップ グループリーグ・オッズ( ウィリアム・ヒル社 )は、「1.44:9.00」を見ると、この2失点は大きい。

徐々に調子が上がってくるのが、決勝リーグに勝ち残る強国ではあるが、優勝オッズ三位にしてはふがいないか。

FIFA WORLD CUP GERMANY 2006

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いよいよ4年に一度の世界規模のお祭りワールドカップが開催される、サッカーはボール一つあれば出来る世界共通のスポーツで、普段使わない足がメインな為に、90分戦っても一点も入らないことも多く、それ故に引き分けも大事な勝ち点が取れる、攻守の切り替えが常にあり、当たりがきつく格闘技に近く、監督の指示が届きにくいので選手が自由にプレイ出来ると言う、ある意味珍しいスポーツ。

優勝はブラジルだろう、ベスト4に残るのは、アルゼンチン、イタリア、イングランドか、開催国のドイツ、まとまりのあるオランダ、4年前を踏襲しているフランス、攻撃的なスペイン、守備力抜群のセルビア・モンテネグロか。

ダークホースはカメルーンを蹴散らしたコートジボアール、シェフチェンコ率いるウクライナ、そしてアジアの覇者日本か。

予選を通過を目指す国と、ベスト4を目指す国とは当然予選の戦い方が違ってくる、それ故に当てが外れて、一次予選で消えてしまう大国が多い、クラブチームでの疲れも取れないまま、この大会に参加している選手も大国には多い。

日本は予選通過の三試合に全精力を掛ければ良いが、ブラジルは決勝までも考えているので、三戦目にブラジル戦と言うのは、実にラッキーな組み合わせ。

一次予選が面白いと言うのは、ダークホースが大国を喰ってしまう事があるからだ、それでも余裕の国も多いのも確かで、世界との差は大きい。

開幕戦のコスタリカ戦で、ドイツは日本戦でふがいなかったコンデションが回復しているのか、また死のグループCアルゼンチン、コートジボアール、セルビア・モンテネグロ、オランダの六試合はどれも見物。

国際親善試合 ドイツ戦 ドイツ (レバークゼン)

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試合結果 ドイツ 2:2 日本
得点 高原直泰(後半12分)、高原直泰(後半20分)、クローゼ(後半30分)、シュバインシュタイガー(後半35分)

ドイツはヨーロッパの中心に位置する大国、ゲルマン民族大移動からフランク王国を設立し神聖ローマ帝国、ドイツ統一を経て、第2次世界大戦敗退後米英仏ソによる分割占領、東西ドイツ統一し現在に至る。

1900年にッカーの公式の歴史が始まり、ブンデスリーガはヨローッパ屈指のリーグ、ワールドカップ優勝は1954年1974年1990年の三回、FIFA世界ランキング4月では19位。大きながたいのパワーサッカー。

本戦開始9日前のテストマッチ、アウェーでの強国ドイツとの試合は、お互いガチンコ勝負でかなり激しい試合展開となった、柳沢や駒野のはユニフォームを破れるし加地亮は激しいバックチャージで負傷し(今日現在捻挫との事だが非常に心配)宮本恒靖や中村俊輔も吹っ飛ばされると言う本気モードとなった。

前半は3バック=5バックが機能していて、CK8本も与えるものの無失点に抑えた、数少ないカウンターのチャンスを、細かく速いパス回しでドイツのディフェンダーをボールウォッチャーにさせ、シュート迄持ち込んだのが二度三度あり、チームが凄く纏まっているのを感じた。

後半にチームプレイと、個人技で2得点をすると、ドイツはますます激しいパワープレイを展開し、ジーコ監督は高原を下げ大黒を投入し、攻撃に出たのが裏目に出たか、今度はセットプレイから続けて2失点してしまった。

駒野の上がりがチャンスを作る物の、前半のあの粘り強い守りは崩壊したのか、後半の2失点はなんとか1失点に抑えないと本番で予選通過は厳しいと思う。勝ち点3が1に、もしくは勢いを付けられてしまうと、逆転の可能性も大で、勝ち点0では何のための先制点か解らなくなる。

得点をしなくても失点をしないサッカーが出来るかどうか。日本人の気性からイタリアサッカーは出来ないのだろうけれど、高さも無く体躯も小さい日本人は、スピードとスタミナを武器に、粘り強く我慢のサッカーをしないと歴史に残らない。

2006年ドイツワールドカップ日本代表23名

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2006年ドイツワールドカップ日本代表23名をジーコ監督が発表した。

23番目に巻の名前が出たときには会場の記者から「オ~」と、どよめいたが、これは当確と思われた久保の名前が呼ばれ無かったからか、当確ラインで落ちたのは松井、茂庭、佐藤、鈴木だが、ほぼ順当な選出と思われる、久保の状態は相当酷かったのだろう、もう4年後は無いだろうが、絶頂期の久保がここにいないのは非常に残念。松井は選んで欲しかったが、最近招集されていなかった事を考えると選考ラインに上がっていなかったのかもしれない。

今後の予定

5/18(木)福島県のJヴィレッジ国内最終合宿

5/26(金)ボン合宿 ドイツ/ボン・ノルドパーク

5/30(火) W杯直前テストマッチ (1)
ドイツ代表 vs 日本代表 ドイツ/レバーク-ゼン 20:30

6/4(日) W杯直前テストマッチ (2)
マルタ代表 vs 日本代表 ドイツ/デュッセルドルフ 15:00

6/12(月) ワールドカップ ドイツ グループリーグ 第1節
オーストラリア代表 vs 日本代表 ドイツ/カイザースラウテルン 15:00

6/18(日) ワールドカップ ドイツ グループリーグ 第2節
日本代表 vs クロアチア代表 ドイツ/ニュルンベルグ 15:00

6/22(木) ワールドカップ ドイツ グループリーグ 第3節
日本代表 vs ブラジル代表 ドイツ/ドルトムント 21:00

7/9(日) FIFA ワールドカップ ドイツ 2006 決勝 ドイツ/ベルリン 20:00

PJNo名前生年月日身長体重所属
GK1楢崎正剛1976.04.15185cm76kg名古屋グランパスエイト
GK12土肥洋一1973.07.25184cm84kgFC東京
GK23川口能活1975.08.15179cm78kgジュビロ磐田
DF2田中誠1975.08.08178cm74kgジュビロ磐田
DF3駒野友一1981.07.25171cm73kgサンフレッチェ広島
DF5宮本恒靖1977.02.07176cm72kgガンバ大阪
DF6中田浩二1979.07.09182cm74kgFCバーゼル
DF14三都主アレサンドロ1977.07.20178cm69kg浦和レッズ
DF19坪井慶介1979.09.16179cm67kg浦和レッズ
DF21加地亮1980.01.13177cm73kgガンバ大阪
DF22中澤佑二1978.02.25187cm78kg横浜F・マリノス
MF4遠藤保仁1980.01.28178cm75kgガンバ大阪
MF7中田英寿1977.01.22175cm72kgボルトン
MF8小笠原満男1979.04.05173cm72kg鹿島アントラーズ
MF10中村俊輔1978.06.24178cm73kgセルティック
MF15福西崇史1976.09.01181cm77kgジュビロ磐田
MF17稲本潤一1979.09.18181cm75kgウェスト・ブロムウィッチ
MF18小野伸二1979.09.27175cm74kg浦和レッズ
FW9高原直泰1979.06.04180cm77kgハンブルガーSV
FW11巻誠一郎1980.08.07184cm81kgジェフ千葉
FW13柳沢敦1977.05.27177cm75kg鹿島アントラーズ
FW16大黒将志1980.05.04177cm74kgグルノーブル
FW20玉田圭司1980.04.11173cm63kg名古屋グランパスエイト

キリンチャレンジカップ2006 スコットランド戦 (埼玉スタジアム)

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試合結果 日本 0:0 スコットランド

スコットランドはグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国、通称イギリスを構成する国である、オリンピックではイギリス代表となるが、サッカーに関しては、「イングランド」「スコットランド」「ウェールズ」「アイルランド」の四カ国として予選に参加している。

世界で最初のサッカー協会は、イングランドサッカー協会で1863年に設立された、スコットランドサッカー協会は、世界のサッカー協会の中で2番目に古く、1873年に設立され、深い歴史と伝統があり、ワールドカップには、8回出場している。

今期ワールドカップヨーロッパ予選でははグループ5で「イタリア」「ノルウェー」に次いで三位、プレーイオフすら参加出来ずに敗退した。FIFA世界ランキング4月では62位。

今日は前半戦を見逃したが、後半は守るスコットランド対し、サイドを崩す、ドリブルで突進しFKを得る、と言う戦略がなかなか通用しない、ボール支配率は高いものの、二人三人に囲まれて、ボールが前に進まない展開が続いた。

小野と小笠原のコンビネーションは良くなってきたので、今後の合宿を期待したい、国内組FWにとっては正念場だったがボールが渡らないので、なかなかチャンスが得られなかったのも事実、だが数少ないチャンスを活かしきれないと、本戦で勝ち抜くことは難しいだろう。

15日の代表発表に誰が選出されるか実に興味深いが、松井大輔、平山相太は出るのだろうか。

キリンチャレンジカップ2006 ブルガリア戦 (大阪 長居)

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試合結果 日本 1:2 ブルガリア
得点 S・トドロフ(前半1分)巻誠一郎(後半31分)ヤネフ(後半46分)

ブルガリア共和国、通称ブルガリアは、東ヨーロッパに位置しルーマニア、ギリシャ、トルコに囲まれた日本の約3分の1の面積の共和国。

ブルガリアと言えばユーグルトが有名だが、今は大関琴欧州か、サッカーでは1990年頃スペインのバルセロナで貢献した後Jリーグ柏に入団したフリスト・ストイチコフが突出していた、彼が代表監督となっている。

今期ワールドカップヨーロッパ予選でははグループ8で「クロアチア」「スウェーデン」に次いで三位、プレーイオフすら参加出来ずに敗退した。FIFA世界ランキング4月では38位。因みに日本は17位と去年より落ちているものの高位置、なんたってドイツの19位より上と言うからある意味いい加減な数値かも。

国内組最後のアピールの二試合だが、二軍の時差ぼけ相手に、打てども打てども入らないシュートとロスタイムの失点とまたもやストレスのたまる試合展開となった。

二日前に鹿島と浦和の激戦があり国内組の主力メンバーが先発していなかった反面、ビブロを着れないメンバーの最大のチャンスを生かし切れなかったし、MF村井慎二(磐田)は、左ひざ前十字じん帯断裂で全治半年から1年の怪我を負った。

本戦まで一ヶ月を切り、代表戦も少なくなる中、14日のスコットランド戦はスカッとしたい。

キリンチャレンジカップ2006 エクアドル戦 (九州石油ドーム)

エクアドル.jpg試合結果 日本 1:0 エクアドル
得点 佐藤寿人 (後40分)

ドイツ大会出場が決まっている南米のエクアドル、ワールドカップ南米予選では、ブラジル、アルゼンチンに次いで三位につけパラグアイ迄が出場、ウルグアイ、コロンビア、チリを押さえた。ホームは2,800mの高地なので空気が薄いのでホームの有利さをいかんなく発揮し無敗記録を打ち立てただけでは無く、ブラジル、アルゼンチンさえ破っている。

今日はベストメンバーは来日していないし、50時間を掛けて17時間の時差、となると、仮想ブラジルなんてのは全くの無理な状況ですな。

動きが散漫で、パス回しも正確では無く、ミスも多く、強引なドリブルも無く、そんな二流エクアドルに対して、前半結果が出ないのは相変わらずか....

久しぶりに見た玉田は動きは良かったし、サントスもJリーグの好調を維持している、小野が国内組でも見られるのは嬉しいが、万全の体調では無いのかミスが目立つ、宮本のミドルパスは効果的で、福西、加地のパス回しは見応えがあったものの、久保の相次ぐミスで点が取れない。

後半は足も止まったエクアドルに対して、ぎりぎりで飛び出した佐藤が、サントスからのパスを上手くコースを変えてゴールしたのは見事だが、ディフェンダーの完全な凡ミス、目の前を横切る佐藤を押さえきれなかったのは、本番ではあり得ないだろうな。

と、言うことで試合には勝ったけれど、またまたストレスが貯まる試合だった、柳沢が怪我をして、本大会微妙なので、FWにはこの際、佐藤以上の新人が現れるのを期待したい。

レアル ザ・ムービー (2005) REAL: THE MOVIE

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REA THE MOVIE2.jpg
ワールドカップの今年に、なんともエゴいサッカー映画の登場、1902年創設のスペイン1部リーガエスパニョーラの伝統クラブ「レアル・マドリッド」のドキュメンタリー映画、銀河系集団、多国籍軍、各国のスター選手を要しているものの若手生え抜き選手との中間層が薄く、今後もスター選手をとり続けると将来は不安要素があるのか?

そんな一クラブの生の映像が映画になって4月1日に公開される、スター軍団を目当てにする子供達にもたまらない映像かもしれないが、こうして登録メンバーを見てみると凄いですね、大きなスクリーンで選手の息遣いと緊張感を感じられる様ですから楽しみです。

NoPJ名前生年月日身長体重
01GKイケル・カシージャス1981/05/20185cm70kgスペイン
13GKディエゴ・ロペス1981/11/03196cm87kgスペイン
02DFミチェル・サルガド1975/10/22176cm72kgスペイン
03DFロベルト・カルロス1973/04/10168cm67kgブラジル
04DFセルヒオ・ラモス1986/03/30183cm73kgスペイン
06DFイバン・エルゲラ1975/03/28185cm73kgスペイン
12DFパブロ・ガルシア1977/05/13186cm73kgウルグアイ
11DFシシーニョ1980/06/24171cm68kgブラジル
15DFラウール・ブラボ1981/04/14176cm72kgスペイン
18DFジョナサン・ウッドゲート1980/01/22187cm80kgイングランド
21DFカルロス・ディオゴ1983/07/18185cm79kgウルグアイ
22DFフランシスコ・パボン1980/01/09188cm77kgスペイン
24DFアルバロ・メヒア1981/02/01181cm71kgスペイン
05MFジネディーヌ・ジダン1972/06/23185cm80kgフランス
08MFジュリオ・バプチスタ1981/10/01183cm72kgブラジル
14MFグティ1976/10/31181cm72kgスペイン
16MFトーマス・グラベセン1976/03/11178cm74kgデンマーク
23MFデイビッド・ベッカム1975/05/02181cm67kgイングランド
28FWデ・ラ・レッド1985/06/05186cm80kgスペイン
07FWラウール・ゴンサレス1977/06/27180cm68kgスペイン
09FWロナウド1976/09/22180cm75kgスペイン
10FWロビーニョ1984/01/25172cm60kgブラジル
27FWソルダード?1985/05/27175cm72kgスペイン

・公式サイト

国際親善試合 ボスニア・ヘルツェゴビナ戦 (ドイツ ドルトムント)

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試合結果 日本 2:2 ボスニア・ヘルツェゴビナ
得点 高原直泰 (前45分)
ミシモビッチ(後11分)スパヒッチ (後22分)中田英寿 (後50分)

ボスニア・ヘルツェゴビナは旧ユーゴ連邦を構成した共和国の一つで、イタリアと海を隔てて対岸となる国、1992年から1995年まで全土で覇権を争って戦闘を繰り広げた結果、死者20万、難民・避難民200万と言われる戦後欧州で最悪の紛争となった。ボスニアのサッカーは、旧ユーゴ時代はユーゴ・リーグに5~6チームが参加する強豪で、旧ユーゴは「東欧のブラジル」と呼ばれてましたが、その中心は、セルビア・ボスニア・クロアチアの3つだったそうです。

ワールドカップ予選ではグループ7で「セルビア・モンテネグロ」「スペイン」に次いで三位プレーイオフすら参加出来ずに敗退した。

ハンブルガーSV(ドイツ)で高原のチームメイトのバルバレスが1トップ気味の布陣で、高くて足が早い、それに寄せの速いチームという印象。

前半間際に中村からのクロスを、バルバレスの前で高原がヘディングで押し込む得点を上げるものの、後半は終始押されっぱなしで二失点、ロスタイムに中村からのクロスを中田が下がりながらの難しい体制でのヘディングでなんとか同点。

仮想クロアチアとの事だったが、予選でスウェーデン、ブルガリア、ハンガリーを相手に負けなしの一位通過の強豪、後日ベストメンバーのアルゼンチンと親善試合を行い、3―2で逆転勝ちしたのを聞くと、う~む、クロアチアは強そうだ。

キリンチャレンジカップ2006 フィンランド戦 (静岡 エコパ)

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試合結果 日本 2:0フィンランド
得点 久保竜彦 (後3分)小笠原満男 (後12分)

フィンランドはヨーロッパとは言え、一番日本に近いロシアの左隣と言うより、1/4は北極圏内にある、アイスホッケーが有名な国、FIFAワールドランキング46位 国内にプロ・サッカー・リーグはあるものの、トップ選手は欧州の有名プロサッカーチームに所属している、北欧には強国がいる為にワールドカップ予選ではグループ1七カ国でオランダ・チェコ・ルーマニアに次いで四位で敗退した。

前半は引いて守る戦略に圧倒的にボールを支配する物の、シュートは宮本のヘディングともう一本と言う、なんだか工夫が足りないと思うのは僕だけでは無いはず、パスを回すも、ドリブルで鋭く切り込むとか、サイドを大きく使うとか、何時も言われている事がどうして出来ないのでしょうか。

後半は早々から久保が復活したかの様にダイナミックなプレイは見られ、得点も小笠原の低いクロスを実に上手くタイミングを合わせたと思う。でもこれ以上故障が続くようなら本戦用に早めに若手に切り替えた方が良いかと思う。

小笠原の得点はおまけみたいなものだけれど、本番でも常に狙って欲しい、小野は完全復活か本番では完全な体調を維持してもらいたい。

今日の新発見は広島の佐藤寿人、駒野がクロスがDFに当たり変化したボールに鋭く反応してシュートしたのはキーパーがかろうじて反応した手に当たりポストを叩き得点にはならなかったものの、見事でした。
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